目次
□レビュー:
もしもNPCがRPGの舞台裏で仕事をしていたらというお話。
RPGでは当たり前の「はじめからあそぶ」。初めて遊ぶときは勿論、もう一度最初から遊びたいとき、間違って押してしまうとき等、選択する理由は様々です。そんな中データが消えるとき、ゲーム内では何が起こっているのでしょうか。その他にもNPC達の悩みが描かれた物語となっています。
オムニバス形式の短編で気軽に読める作品です。RPG好きの方には身に覚えのあるような話もあり、NPCの苦労がよくわかる作品です。是非一度読んでみてください。
☆作品情報
□作品名:NPCという仕事〜人材派遣会社NPCコーポレーションの日常〜
□作者:拙井松明 さん
□掲載場所:カクヨム
□文字数:約7千字(2020年6月17日時点)
□連載状況:完結済
□タグ:
ゲーム お仕事 日常系 一話完結 短編 オムニバス 語り手
□あらすじ(原作より引用)
一話完結型のオムニバス小説となっています。なので、気になるところから読んで大丈夫です🙆♂️🙆♀️
•あらすじ
『もし各ゲームのNPCたちが一つの会社から派遣された社員さんたちだったなら?』
そんな仮定から始まる、ゲームあるあるを含んだ日常系のお話。
•登場人物
・神父
業務内容:データのセーブ(手動)
悩み:データ消去時に喪失感を感じる点。
・村人
業務内容:主人公を永遠に見送り続ける。
悩み:逆ホームシック
・娘
業務内容:魔物に怯える。主人公の応援。
悩み:3D移行による画面映りの変化。
・商人
業務内容:アイテム販売。ゴミの買取。
悩み:アイテムドロップで済まされること。
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