現代ドラマ「花札学徒鉄火録~正伝~」~花札バトル、ここに開幕!~

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□レビュー:

 花札≪こいこい≫で全てが決まる高校で巻き起こる青春グラフィティ。

 元お嬢様学校に入学した近江龍一郎は、ある日冤罪をかけられそうになる。必死の抵抗の末、相手から出てきた言葉は花札の≪こいこい≫で決着をつけることだった。これは花札に青春をかける者たちの熱き闘争の物語である。

 花札を題材とした熱血バトル作品です。花札といわれると難しそうなイメージがあるかもしれませんが、しっかりとした説明もあり花札を知らない方も楽しめる作品となっております。少年漫画好きな方は是非お読みください。

☆作品情報

□作品名:花札学徒鉄火録~正伝~

□作者:文子夕夏 さん

□掲載場所:カクヨム

□文字数:約57万字(2021年5月1日時点)

□連載状況:連載中

□タグ:

賀留多 花札 こいこい 群像劇 花札学徒鉄火録 ライト文芸 キャラ文芸 カクヨムオンリー

□あらすじ(原作より引用)

日本の何処か、大体北の方にある「花ヶ岡高等学校」は、男女比が一対九の元お嬢様学校であった。

ここでは賀留多の利用が暗に認められており、中でも八八花――通称「花札」が生徒の間で人気である。生徒達は日々、座布団の上で札を打ち合い、入学したばかりの近江龍一郎もまた……友人と楽しい日々を過ごしていた。

ある日、友人の一人が「バレーボール部の着替えを覗いた」とし、二年生の女子生徒、三笠戸によって生徒会に連れて行かれそうになる。

平行線を辿る事件に対し、龍一郎はそれでも諦め切れぬと食い下がる。何処か余裕を見せる三笠戸は「だったらこの手しか無い」と、一つの条件を持ち出す。

それは花札の技法、《こいこい》を行い、勝利者側の主張が正しいとする……不可思議な決着方法だった――。

この物語は、友情、恋情、計略、欺瞞の入り混じる高校にて、少年少女達が己の技術・洞察力・運を以てして戦い抜く、青春群像の記録である。

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