異世界ファンタジー「シダル 信念の勇者と親愛なる偏奇な仲間達」~仲間の大切さを知る物語~

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□レビュー:

 狩人だった主人公が勇者に選ばれ、とても個性的な仲間と魔王討伐の旅に出る物語です。

 黒い靄が見える主人公。そのせいで村では周りに気味悪がられていた。そんな彼が狩りの途中大怪我をしていたところ、魔法使いに助けられる。そして魔法使いに連れていかれ、神官、吟遊詩人、賢者と出会う。その出会いは彼にとってかけがえのないものであり、例え彼らがとても個性的であったとしても勇者であることを決意するに足るものであった。

 狩人だった勇者が非戦闘員の仲間たちと繰り広げる異世界ファンタジーコメディ。こういうのを仲間っていうのだろうなぁと、人間関係に荒んだ心にしみる作品となっています。

☆作品情報

□作品名:シダル 信念の勇者と親愛なる偏奇な仲間達

□作者:綿野 明 さん

□掲載場所:カクヨム、小説家になろう

□文字数:約67万字(2021年3月13日時点)

□連載状況:連載中

□タグ:剣と魔法、勇者、友情、冒険、異端審問官、エシェン

□あらすじ(原作より引用)

辺境の村の孤独な狩人が、ある日突然勇者に選ばれる。重い使命に戸惑う彼にはしかし、故郷では望んでも得られなかった「仲間」ができた。

 階段を下りるだけで力尽きる神官、ぼんやりの限度を知らぬ魔法使い、生まれて初めて楽器を触る吟遊詩人、賢者は強力な魔術師……ではなく、森の塔に引きこもりの学者──えっ、もしかしてこれ、俺が一人で全員守るのか?



 暗く淀んだ世界を敵に追われながら笑って旅する、異色の英雄譚。

この作品が好きだった方は⇩の「伝説の勇者の伝説」という作品もお勧めです。無気力勇者の戦国活劇にはならない?冒険譚です。是非読んでみてください。

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