異世界ファンタジー「普通の男子高校生が異世界に迷い込んだけど誰も信じてくれない話。通称「ふつまよ」」~言葉をペラペラしゃべることができる、すなわち異世界人ではない!~

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□レビュー:

 チートも何も無い男子高校生が異世界で現地人として扱われる物語。

 男子高校生アサクラ・カイは外出中にスマホを見ていたら異世界に転移していた。そこでは、言葉が通じ、スマホも黒目黒髪も珍しくなかった。彼は異世界人であることをことごとく否定され、挙句に頭の残念な人扱いされてしまう。そんな中、自称騎士の少女シーラと出会う。その出会いは彼の異世界での生き方を決定づけるものだった。

 異世界転生でチートなし、男子高校生が着の身着のままで異世界生活したらどうなるかといった内容となっております。チートや主人公最強などに飽きてしまわれた方は一度この作品を読んでみてはいかがでしょうか。

☆作品情報

□作品名:普通の男子高校生が異世界に迷い込んだけど誰も信じてくれない話。通称「ふつまよ」

□作者:椎名アマネ さん

□掲載場所:カクヨム

□文字数:約6万字(2021年4月25日時点)

□連載状況:連載中

□タグ:

カクヨムオンリー カルチャーギャップコメディ 異世界転移 革命 チート無し 謎解き 掛け合い漫才 サスペンス

□あらすじ(原作より引用)

「──でも、キミこっちの言葉ペラペラだよね?」

 ちょっとコンビニ行ってくるはずが、いつの間には状況は異世界ファンタジーに……。そんな俺を助けたのは自称騎士の少女。彼女に、自分が現代日本の出身者であると主張すると、返ってきたのがこの一言だった。

 彼女が抱いたその疑問は素朴かつシンプルだったが、全くもって反論の隙がなかった。

 なぜ言葉が通じるのだろう?

 それにしても、この子、デキる……! そこ気付くか!

「いや、それは触れてはいけない『お約束』の一つであって!」

 ……なんて言ったところで、何の説明にもなっていない。しかし、言語の認識を何かによって書き換えられていることは俺にとっての事実だ。なのに、この世界の魔法は心の書き換えを許さないというルールがあった。

 この世界の『常識』と、俺に起こった『お約束設定』は矛盾し合う。

 やたら疑り深い一癖ある連中と共に、半ば巻き込まれた革命の真似事を手伝いながら、俺は『自分』――すなわち、自身に起きた改変の『答え』を探し始める。

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