歴史・時代・伝奇「涅槃寂静の剣―炎の剣士、一刀斎―」～剣の道に終わりなし～

□レビュー：

　流人の子として蔑まれていた少年が剣と出会い、旅を通じて成長していくストーリー。

森の合間の原に住んでいた少年弥五郎は薪を割り、浜辺の村と物々交換をして生活をしていた。しかし、火山の噴火により生活が一変する。そして、とあるきっかけで剣と出会いで旅に出ることになる。旅先での様々な出会い、戦いを経て無知であった子供から大人へと成長していく。戦乱の時代を舞台に、少年が一人の剣客として世に立つ物語である

　時代背景にあった言葉遣いや巧みな表現がありつつも、迂遠な表現になり過ぎず読みやすい作品となっています。比較的王道なストーリーなのでバトル漫画好きなら是非お読みください。

☆作品情報

□作品名：涅槃寂静の剣―炎の剣士、一刀斎―

□作者：烏丸朝真　さん

□掲載場所：カクヨム

□文字数：約61万字（2021年4月5日時点）

□連載状況：連載中

□タグ：

剣術 歴史 戦国時代 ライト文芸 青春 仮想伝記 剣豪小説 カクヨムオンリー

□あらすじ（原作より引用）

伊豆大島に住む少年弥五郎は、三原山が噴火したその日、島を出る。

そこで出会ったのは、「剣客」という生き方だった。

数多くの出会いを通じ、「剣」を窮めるための旅が始まる。

これは一人の少年が、稀代の剣豪になるまでの物語。