歴史・時代・伝奇「明治東京なぞとき譚~姫さまは名探偵」~不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる~

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□レビュー:

 時は明治、場所は東京、大名家の姫君雪姫が難題を解決していく物語です。

 舞台は明治時代の東京、凛としていて周りに媚びない雪姫と、物怖じしない行儀見習いの佳代が頭脳と記憶力と絵で事件解決に取り組んでいきます。

 作中ではポリスや元幕臣、藩士等が出ており、時代の変わり目であり江戸の名残と明治政府の不安定さを感じ、だからこそ起こりうることも想像を掻き立てます。

 ジャンルは歴史・時代・伝奇ですが、ミステリーでもあり、キャラクターも個性豊かで魅力的なので、色々な人に読んで貰いたい作品です。

☆作品情報

□作品名:明治東京なぞとき譚~姫さまは名探偵

□作者:澄田こころ さん

□掲載場所:カクヨム

□文字数:約3万字(2021年3月10日時点)

□連載状況:連載中

□タグ:明治、ライトミステリー、旧大名家、ポリス、女主人公、なぞとき

□あらすじ(原作より引用)

明治5年の東京。

湯島聖堂で開催された博覧会に陳列されていた、家康公愛鳥の鷹の掛け軸がなくなった。

その掛け軸を所蔵し、政府へ寄贈した元広岡藩の大名、深水家に容疑がかけられる。

当主不在の深水家でこの難題解決に立ち上がったのは、変わり者の姫君、雪姫だった。

天才的な絵の才能をもつ、侍女の佳代を助手にしてお家の一大事に立ち向かう。

女シャーロックに立ちふさがるのは、江戸の奉行所にかわって設立されたポリス。

寄せ集めの集団には、恐ろしく男前なわけあり巡査もまじっていて……。

明治の東京で繰り広げられる、なぞとき譚。開幕!!

この作品が好きだった方は⇩の「薬屋のひとりごと」という作品もお勧めです。薬師の少女が宮廷で起こる謎を解いていく物語です。是非読んでみてください。

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